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2016年11月07日
横須賀地区排泄ケア研究会に参加しました!
こんにちは!NPO法人看護職キャリアサポートの横須賀地域担当の田中です。
前回から、看護職キャリアサポートYOKOSUKAのブログを担当しています。
横須賀の看護師に発信できる情報、そして、これから横須賀に来てくれるかもしれない看護師に横須賀の良さをお伝えできる情報を発信して行きたいと思います。
宜しくお願いします!
さて、前回は男性看護師会の発足をお伝えしました。
今回は、横須賀地区の皮膚・排泄ケア認定看護師の有志が中心となって活動している「排泄ケア研究会」の活動をお伝えします。
この研究会はNPO法人看護職キャリアサポートが事務局管理をして活動を支援しています。
今回は9月に開催された研究会を取材してきましたのでお伝えします。
9月16日にヴェルク横須賀で研究会が開催されました。
横須賀地区の病院や施設から33名の方が参加されました。
横須賀地区排泄ケア研究会の活動目的は「排泄ケアに関する看護の質の向上によって横須賀地区の医療・福祉に貢献すること」です。
そして、活動している看護師は管理職の他、皮膚・排泄ケア認定看護師や認知症看護認定看護師でその分野ではエキスパートの方々です。
だからこそ、排泄ケアの認定看護師の活動目的である
「排泄は人間の基本的ニーズであり、身体の機能低下や社会生活を制限する排泄障害に対して苦痛を取り除き、尊厳を保ち、生きる意欲や人間らしさを取り戻すためのケアを専門的な知識・技術を用いて援助すること」
の実現を目指して地域ケアを向上するための活動を進めています。
今回の研究会は、「あきらめない!尊厳を大事にする排泄ケア〜事例を通して考えよう〜」として、1つの事例を取り上げ5グループに分かれてグループワークをしました。
グループは、病院のナース・訪問看護のナース・介護福祉士など職場や職種の違うメンバーで構成されました。
事例をもとに、日頃関わっている患者さんや利用者さんやご家族の方をリンクさせながら、最大限に想像力を働かせての白熱したディスカッションで少々時間オーバーとなりました。
「現場が違うとやり方も少しずつ違い、いろいろな意見がとても参考になった」「いろいろな職場の方と交流できて良かった」との感想も聞かれ、とても有意義なものとなったようです。各グループで発表し情報の共有も出来て、より理解が深まりました。
また、横須賀地区の皮膚・排泄ケア認定看護師の慶貴子さんから排泄ケアの講義もしていただきました。
さらに、ユニ・チャーム メンリッケ株式会社さんからは他の地域での排泄ケア地域連携の活動報告がありました。「横須賀地区は排泄ケアについて最先端の地域の一つです。排泄ケア認定看護師の方がたくさんおられ、研究会スタッフをはじめ熱心な取り組みや活動から是非この会を成長させてほしいと思います。」と、期待の言葉がありました。
次回は平成29年1月20日(金)18時30分〜20時00分、場所は「ヴェルクよこすか」の予定です(参加は事前申込制です)。ノロウィルスなども流行る時期で「排便のケア」のトピックス研修も企画されていますので、ぜひご参加ください!